FLOW-3Dの主開発者であ
るCyril W. Hirt博士は、ロスアラモス研究所の数値流体研究室(T3グループ)の室長時代に数値流体力学の基礎アルゴリズムの研究開発を精力的におこない、自由液面挙動の解析手法(SOLA-VOF法)、圧縮/非圧縮流れを同時に解析する手法(ICE法)、解析格子と幾何形状モデルの新手法(PIC法、FLIC法、
Staggered Grid法、 ALE法)など、数多くの実用的な解析技術を世に送り出したコンピュータ科学者です。
同博士は1980年にFlow Science社を設立し、それまでに開発した数値解析技術の集大成として1985年にFLOW-3Dを発表しました。その後、さまざまな流動現象を正確に解析できるように新たな解析機能や物理モデルが開発され、実験照合で検証され、計算精度が改良されて、信頼性の高い解析がおこなえる流体解析ソフトウェアに成長しました。
VOF法は1970年代にHirt博士が開発し、提唱した自由表面解析アルゴリズムで、現在最も優れた自由表面解析手法として知られています。Hirt博
士はその後もVOF法をベースに自由表面解析手法を研究し、究極の自由表面アルゴリズム、"TruVOF"が完成しました。
FLOW-3DはTruVOFを備える唯一の流体解析ソフトウェアです。FLOW-3Dは、他の流体ソフトが最も苦手とする複雑な自由表面解析を抜群の精度で計算しています。
電子部品実装時のはんだ溶融凝固解析、半導体/電子部品の熱硬化性樹脂による封止解析、液体燃料のスロッシング解析、インクジェット解析、鋳造湯流れ凝固解析、薄膜コーティング解析、土木水理解析など、自由表面の変形挙動が重要なテーマとなる多くの流体解析分野において、FLOW-3Dは世界標準の流体解析ソフトウェアとなっています。
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